投資信託はさまざまな金融商品を組み合わせて運用するため、
その種類も多様ですが、大きくは2つに分けられます。
1つは株式を組み入れて運用する「株式投資信 託」。
もう1つは株式を一切組み入れない「公社債投資信託」です。
また、いつでも購入できる「追加型(オープン型)投資信託」と
購入時期が限定されている「単位型(ユニット 型)投資信託」と
いう分け方や投資対象、投資地域あるいは運用方法等による分け方もあります。
以下、に簡単な図にしてみます。 |
|
国内外の株式を中心に投資する投資信託です。 |
スポット株式投信とは異なり、いつでもその時の時価で購入し、また売却することができます。 |
一定期間の募集のみで設定されるので、「スポット投信」ともいいます。 |
株式を一切組み入れず、国債や社債といった公社債を中心に、短期金融商品も運用対象とする投資信託です。 |
長期公社債投信 中期国債ファンド MRF(マネー・リザーブ・ファンド)などがあります。 |
公社債を中心に組み入れ、安定運用を目指す公社債投信から、新興市場や金融派生商品へ投資をする公社債投信まで、様々なファンドがあります。 |
(*公社債投信の1種) |
内外の公社債や短期の金融商品を中心に運用。分配金は運用実績により毎日変動し、毎月末に一括再投資されます。当日の分配金がつきます。 |
その他の種類 |
ETF(株価指数連動型上場投資信託) |
不動産投信 |
*上記の図は、大まかな分類です。分類の方法は、投資地域別や分配金別など様々です。 |
国内株式型
|
約款上の株式組入れ限度70%以上のファンドで、主として国内の株式を中心に分散投資する投資信託
|
国際株式型
|
約款上の株式組入れ限度70%以上のファンドで、主として外国の株式を中心に分散投資する投資信託
|
バランス型
|
約款上の株式組入れ限度70%未満のファンドで、主として株式・公社債等のバランス運用、あるいは公社債中心の運用を行うもの
|
転換社債型
|
約款上の株式組入れ限度30%以下のファンドで、主として転換社債に投資するもの
|
インデックス型
|
約款上、株式への投資に制限を設けず、指数(インデックス)に連動する運用成果を目指すもの
|
業種別インデックス型
|
約款上の株式組入れ限度70%以上のファンドで、建設・不動産、医薬品・食品等、それぞれの業種に属する株式に投資するもの
|
派生商品型
|
派生商品を積極的に活用するファンドでヘッジ目的以外に用いるもの
|
ファンド・オブ・ファンズ
|
主に他の投資信託に投資
|
(*参照、投資信託協会より)
▲ページの一番上へ
国内株式型
|
約款上の株式組み入れ限度70%以上のファンドで、主として国内の株式を中心に分散投資する投資信託
|
国際株式型
|
約款上の株式組み入れ限度70%以上のファンドで、主として外国の株式を中心に分散投資する投資信託
|
バランス型
|
約款上の株式組み入れ限度70%未満のファンドで、主として株式・公社債等のバランス運用、あるいは公社債中心の運用を行うもの
|
転換社債型
|
約款上の株式組み入れ限度30%以下のファンドで、主として転換社債に投資するもの
|
インデックス型
|
約款上、株式への投資に制限を設けず、指数(インデックス)に連動する運用成果を目指すもの
|
派生商品型
|
派生商品を積極的に活用するファンドでヘッジ目的以外に用いるもの
|
(*参照、投資信託協会より)
▲ページの一番上へ
長期公社債投信 |
1年複利で好きな期間の預け入れ生活設計に合わせた、あなた自身のプランで!
積立投資も可能です。
|
公社債を中心に運用し、毎年1回収益を分配し、この分配金を自動的に再投資することにより、1年の複利効果で、より大きくふやします。なお、年1回の分配金を再投資せずに、その都度受け取ることも可能です。
|
自由。換金の場合は1万口につき10円〜25円程度の手数料と手数料に対する消費税相当額5%がかかります。なお、現金になるのはお申出日から4営業日目です。
|
中期国債ファンド |
1カ月の複利効果で出し入れ自由の便利さ
|
日本の中期利付国債を中心に運用する、おなじみのファンドです。このファンドは、MMFと同様キャッシング(当日引出)もでき、”お財布がわり”の便利さが特徴です。なお、分配金は毎月の最終営業日に1ヶ月分まとめて再投資されます。
(注)本商品は2001年4月より予想分配率方式を改め実績分配型となりました。
|
換金は、1円単位です。500万円以内で各社の定める額まではお申出当日に引き出せます(キャッシング)。
キャッシングの限度額を越える場合は、お申し出日の翌営業日となります。取得から30日未満の換金は1万口につき10円程度の信託財産留保額が差し引かれます。
|
※ 中期国債ファンドは、現在運用中の社であってもすでに募集を中止し償還を予定している社、あるいは今後募集を中止し償還を予定している社があります。
|
MRF[マネー・リザーブ・ファンド] |
証券総合口座用として開発された商品です。
|
信用度が高く、残存期間の短い内外の公社債およびコマーシャル・ペーパーを中心に安定した運用をめざします。
株式、債券、投資信託などの買付け代金の支払、売却代金などの受入れ、カード利用代金の引落としの利用だけでなく、給与振込の対象商品としても認められています。
|
換金は1円単位。午前中に申込めば当日解約扱いとなる販売会社もあります。
なお、キャッシング(当日引出)が可能ですが、限度額は500万円以内で各社が定める額です。この限度額を超える場合はお申込日の翌営業日となります。
解約に伴う信託財産留保金はありません。
|
▲ページの一番上へ
株式には投資せず、公社債を中心に運用
安定運用を行うものから、高い収益を目指すものまでさまざまなタイプがあります。 |
公社債投資信託(単位型) |
その時の金利動向、債券市場をにらみ、収益が期待されると思われる公社債を中心に組み入れ、運用します。安定運用を目指すものの他に、新興市場や金融派生商品への投資を通じ高い収益性を目指すものまで、さまざまなファンドがあります。 |
※基準価額(基準価格)は毎週末の日経新聞などに掲載されます。 |
▲ページの一番上へ
内外の公社債や短期の金融商品を中心に運用します。分配金は運用実績により毎日変動し、毎月末に一括再投資されます。なお、お申し込み日の正午までに払い込まれたものは、当日の分配金がつきます。 |
▲ページの一番上へ
ETF(株価指数連動型上場投資信託)って何?
・ETF(上場投信)とは、その価格がTOPIXや日経平均などの主な株価指数に連動するようにつくられ、上場されている商品です。
・投資家には受益証券(株券に相当するもの)が発行され、「株」と同じように4桁の証券コードが割り当てられていて、東証で売買が可能です(指値注文も成行注文もできます)。
・ETFの特徴は?
・株式のように上場している
株式と同様、全国の証券会社を通して、東証や大証で売買ができます。証券会社によってはネット取引もできます。
・投資判断や損益の把握が容易
TOPIXや日経平均といった株価指数に連動するよう運用されるので投資判断が容易ですし、ニュースや新聞で株価指数が報道されるため、値動きや損益の把握も容易です。
・保有コストが安い
従来の投資信託に比べ、信託報酬(運用費用として運用資産から間接的に差し引かれる費用)が大幅に安くなっています。このことから、長期投資にも適した商品といわれています。
・リスク分散効果がある
株価指数を構成する多数の会社の株式に投資することになり、個別株投資に比べリスク分散の効果があります。(国内の株式市場という視点から見たら、というのをお忘れなく)
・比較的、手の届く金額で投資できる
銘柄によっては10万円前後で購入が可能であり、比較的手の届く金額で、株式市場全体や主要銘柄、特定の業種全体に投資することができます。
▲ページの一番上へ
J-REIT(不動産投資信託・不動産投資法人)とは
|
不動産投資信託とは |
不動産投資信託とは、投資家から集めた資金を不動産を中心に投資し、分配金を受け取る仕組みです。
・会社型
・信託型(委託者指図型、委託者非指図型)
に分けられます。
現在、東京証券取引所に上場されているものは、全て会社型となっています。
会社型投資信託の場合、投資家から出資を募り、
資産運用のための投資法人が設立されます。
この投資法人が購入した不動産(ビル・テナント・近年では物流施設もあるようです)からの家賃収入などの賃料収入から経費を差し引いて利益が出た部分を分配金に回します。
日本では、J-REITという株式市場で売り買いできるものがいくつも登場しています。
各商品ごとに、投資している地域や物件がまったく異なります。
▲ページの一番上へ |
|
「投資信託のリスクは?」ページをみる→ 一旦トップページに戻る
|